今日は暑いねと話しかけられて「エアコンは適温設定になっているはず」と返してしまったり、疲れたと愚痴をこぼす人に「仕事なのだからしょうがないよ」と言ったり、無意識のうちに正論をぶつけてしまうことはありませんか?
冷たい人間でも、他人を思いやる気持ちがないわけでもないのに相手に誤解を与えてしまうのは、「共感力」が低いからかもしれません。
他人の気持ちに共感できないタイプの人は、友人や仕事関係の人との間に溝を作ってしまいがちです。
そんなあなたの性格を理解してくれる家族や恋人も、時には傷付いてしまうことがあるでしょう。
今回は他人の気持ちに寄り添うのが苦手な人の特徴と、共感力を高めるにはどんなことを心掛けたら良いかをお話ししましょう。
あなたの「共感力」は大丈夫?他人への理解や配慮に問題がある人の特徴
他人の感情や状況を理解し、気持ちに寄り添うことができる人は「共感力」が高いといえるでしょう。
反対に、次の特徴に当てはまる人は共感力が低いタイプかもしれません。
・他人の感情が読み取れない
友人が嬉しそうな顔や悲しそうな顔をしていても、何が起こったのか説明されるまで全く事情が分からないという人もいます。
共感力の高い人は相手の置かれた状況から推測し、そこから引き出される感情について想像することができるでしょう。
そのため、相手の感情に同調して一緒に喜んだり悲しんだりできるのです。
共感力が低いと相手の感情を上手く読み取れず、求められている言葉をかけてあげることができません。
薄い反応や余計な一言が相手を怒らせてしまうケースもあります。
・自己中心的な言動が多い
共感力が低い人は、たびたび自分の気持ちだけを優先してしまうところがあるでしょう。
自分の話ばかりして、相手が話し始めると興味なさそうにする人もいますよね。
心を許している特定の人としか話さない、相手によって態度を変える人も悪い印象を与えてしまいます。
エアコンの温度やテレビのチャンネルを勝手に変える、グループ活動中にひとりでふらっと移動してしまうというのも共感力の低い人の特徴です。
これらの言動はすべて「相手がどう思うか」を全く考慮していない結果であり、自己中心的な考え方をする人だと判断されてもしかたありません。
共感力は鍛えられる?相手の気持ちを想像してみよう
共感力は、もともとの性格や幼少期の家庭環境による影響、これまでの人間関係や経験から培われるものです。
相手の気持ちに共感できないのは、自分自身が感情に左右されないタイプの人間であったり、友人が少なかったりしたことも原因として考えられます。
まずは他人に興味を持ち、相手の表情や言動から気持ちを読み取る練習をしてみましょう。
いつもより口数が少なかったり、表情が暗かったりした時は、「どうしたの?」と声をかけてみることで会話のきっかけにつながります。
的外れな言葉であっても、気にかけてくれた優しさは相手に伝わるはずです。
友人が心を開いてくれない、誰かに相談された経験がないというのは、共感力が低いせいかもしれません。
無関心な態度や否定的な言葉は、知らず知らずのうちに相手を傷つけてしまうものです。
大切な人が悩んでいたら、アドバイスしたい、元気づけたい気持ちをぐっと堪え、まずは優しく話を聞いてあげましょう。